FC LiSA LAB Presents ~FUN & FANFARE~ 感想

LiSA

LiVE概要

日付:2023年8月22日(火)
場所:Zepp Haneda
特記事項:ファンクラブ会員限定ライブ(ファンによる楽曲リクエストをもとにセトリを決定)

感想

いろいろな久しぶり

このLiVEはいろいろな久しぶり要素がてんこ盛りでございます。

  • 2022年4月の武道館LiVE「the Birth」以来、1年4か月ぶりの復帰LiVE(LiSA出産おめでとうっ。)
  • 2019年2月のZepp Tokyo [eNcore] 以来4年ぶりのライブハウス
  • 5年ぶりのファンクラブイベント
  • コロナ禍で我慢していた声出し解禁LiVE

かくいう僕個人としてもLiVE参戦は「the Birth」以来の1年4か月ぶり、ライブハウスに行くのも [eNcore] 以来4年ぶり、そしてFCイベントに当選したのは2014年の「リアルLiSAッ子祭〜ちょこちょこちょこちょこっ〜」以来、なんと9年ぶりでした!

物販

LiVE本編の感想・・・の前に、物販のレビューを挟みます(じらし虫)

僕はもともと物販はTシャツかタオルのどっちか片方を買えば満足する(と見せかけて本当は色々買いたいけど自重している)タイプ側の人間ですが、今回はTシャツ、タオル、サコッシュ、リストハンドライトを購入!久しぶりやからええやろ!!!

ライブハウスはペンライトが禁止なので、リストハンドライトを買ったんですがこれは大正解でした。

ペンライトみたいに色を曲に合わせて変えられるし、手のひらがフリーなのでいつでもちゃんとタップできるしといいことづく目でした!これからアリーナやホールでも使いたいと思います。

LiSAライブの物販は3時間くらい並んだ経験があるんですけど、今回は事前申込制のデジタル優先券を使用した先行販売が行われたおかげで、かなりスムーズに購入できました。

この優先券とライブチケットの両方を係の人に見せないと購入できなかったので、転売ヤー対策と混雑対策を両立する神システムでした。

しかも、一番最後の時間帯だったにもかかわらず、サイズ売り切れすらないくらいに在庫も十分用意されていて、物販すたっふ~の本気を感じました。今後もこのシステムで頼みます!

公演

さて、ここからはいよいよLiVE本編の感想ですよ。

1曲目は『best day, best way』でした。

LiSAは全LiVE、どこかしらで泣いてしまうことで有名ですが、1曲目から泣いてました笑
とはいえ1曲目から泣くのは大変珍しいですね。でももっと珍しいことが。

そう、ワイまで1曲目の途中で涙ぽろぽろです。会場が暗くてよかった!
普段ライブで泣くことはまぁあるんですけど、1曲目から泣いたのは初めてです。

これは先述の「いろいろな久しぶり」のせいですね。

久しぶりのLiVEの不安から気持ち声が震えてる様子のLiSAに共感したのもあると思います。

でも一番の決め手はやはり「Can you get own best way? Let’s go!」って大声でコールしたとき。ファン皆の声が響いたとき。この一体感。

―――あぁ、僕たちLiSAっ子が愛してやまなかった、皆で作り上げるLiVEが帰ってきた


そう思った瞬間。自然と涙が出ていましたね。
(そう、そして深夜のファミレスでこの記事を書いている今も思い出して泣けてきました……)

そんなこんなで1曲目だけでもう神ライブになることが確定してしまいました。

そんな流れでの2曲目は『オレンジサイダー』!!
ぬおおぉぉ!リクエストした曲だぁ!!!

普段のLiVEではそんなに歌われない曲。バラードだし、なんせカップリング曲。ひとり1曲しかリクエストできないシステムで、まさか上位に入っでいるとはっ。自分以外にもこの曲が好きなLiSAっ子が多いことが知れて嬉しかったですね。

なにより、緊張が解けたのかLiSAの歌声も本調子になって安心&耳が幸せでした。

そして3曲目はGirls Dead Monster時代の名曲、『Alchemy』。
もうこのセトリは我々を殺しに来ている。3曲目でガルデモぶっこんできた上に、『Crow Song』でも『一番の宝物』でもないだとっ!投票した人たちグッジョブ!

その後、4曲目の『FRAGILE VAMPIRE』、5曲目の『She』と、アップテンポで激しい曲が続いた後の6曲目―――『1/f』。一転してバラード。

でも僕はLiSAのバラードが大大大好きなので歓喜。LiSAといえばロックでポップなのが魅力だけど、バラードが選ばれているのがやっぱFCイベントって感じがする。
(ちなみに『オレンジサイダーに』投票したけど、次点が『変わらない青』、その次が『1/f』でした。ロックやポップはいつでも聞けるからね)

そして次の曲もスローテンポな曲でした。ただ普通のバラードではありませんでした。

なんせ、またまたガルデモ曲の『一番の宝物』でございます。会場の空気はすごいことにっ。でもLiSAが歌い始めると静かになる。歌詞をすべて噛みしめたくなる。こんなんまた泣いてまうやろ!

この曲の後に何の曲やるんや・・・と思っていたら、ファンクラブサイト「リサラボっ。」限定の生配信で作っていた曲を初披露!そうきたかぁ!!

正直どんな曲だったか忘れていた←

けど、始まると「あぁ、あの曲かぁ!」となった。今日流れたどの曲よりも新しいはずなのになぜか懐かしくなった()
振り付けも教えてもらったし次からは最初から踊れそう。

そして『罪人』でまた我々の心拍数をあげてからの『oath sign』。10曲目にしてやっと2つ目のシングル曲なのがすごい。

途中でLiSAがマイクスタンドを持ち上げて観客席の声を拾うようなパフォーマンスをしていたけど、これがなぜだかPVで沢山立っている旗を持っている姿に空見してしまったのはワイだけだろうか。

そんな1stシングルの曲を感慨深く聞いていると、お次は『say my nameの片思い』。久しぶりのLiVEのはずなのに身体が振付を覚えている!
コールしたり跳ねたりする以外にみんなで踊れるのも「あ~これこれ」ってなってしみじみしながらも楽みました。

無事に踊り終えたのも束の間。LiSAはまた我々を驚かせに来ました。そう。3曲目のガルデモ曲。『Crow Song』。

find away ここから(find away ここから)
found out 見つける(found out 見つける)

今日イチの声量で響き渡るコール。
このときふと頭によぎったのが『Rock-mode』の歌詞。

マニュアルも 決め事もない 合言葉は たりらたりら
この音に その体任せて

まさに何もかも忘れて、聞こえてくる音につられて普段出さないような大きな声を出してました。

ネタバレになってしまいますが、この日『Rock-mode』はセトリに入っていなかった (LiSAライブで『Rock-mode』が流れないのは珍しい) んです。でも今日のこのLiVE全体が『Rock-mode』そのものなんだ……とポエムのようなことを会場に居ながらガチで思ってました。

そんなこんなで一人感動してまた泣きました←

そして、冒頭の「思い出話なんて」という歌詞から連想して、LiSAの今までのライブを色々思い出しながら聞いていた『逆光オーケストラ』からの、僕がLiSAをずっと推していこうと決めたソロデビュー曲。『Believe in myself』がラスト曲でした。この曲はLiSAが大きくなればなるほど染みますね。

そしてバンドメンバーとLiSAがステージ裏へと行ってしまった。

かなり体力も消耗して汗もダラダラだったけど、ずっと手をたたいてアンコール。

👏 👏 👏

程なくして裏から戻ってきたLiSA。さあ何を歌うんだ!?と思ったら。まさかすぎる曲。
Day Game』!!!

本日ガルデモ4曲目。古参勢は喜びのあまり発狂してしまうぞ。逆に最近知った人は着いて行けるのか!?と心配になるレベル笑

実際、同行していた会社の同僚のLiSAっ子(歴7年くらい)は「流石にこの曲は知らない」とのこと。たしかにガルデモのアルバムに収録されてない曲だから知らない人も多そう。

いや、でも知ってる人からしたらノリノリになれるいい曲ですよ。(ちなみに同僚は初見でも楽しめたらしいです)

そして〆は『Riging Hope』。
最後にコール盛りだくさんのこの曲かぁ!

みんなで歌って楽しんで帰ってくれというLiSAからのメッセージを受け取ったので、この曲が流れている間は跳ねて叫んでの最高の瞬間でした。

奇跡のエンディング

最後の曲が終わり、いつものように観客席を背景に記念撮影を始めるLiSAとサポートメンバーのにゅーメンズ。

LiSAに写真を撮るときの掛け声(はいチーズ的な掛け声ですね)をしてほしいと指名されたサポートメンバー、アッキー。

待ってましたと言わんばかりに、『ADAMAS』の歌詞から「シャイニーソードマイダイヤモ~~~~~~~~ンド」と言っている間に撮影!

この流れ懐かしい(笑)
いや~色々小ネタも含めて懐かしかったなぁ、これでおしまい!!

と……思いきや

LiSA「ムービーとっていい?」
ということでもう一度アッキーさんが指名される。

アッキー「じゃあ今日まだやってないこの曲から。どうしたって~~~~~~~」。

・・・・・・。

なんか変な空気というか、オブラートに包まず表現すると思いっきり滑っている。

これを救ったのが会場である。そのまま紅蓮華をアカペラで大合唱。

その様子を見たLiSA。

「今何時?『どうしたって』やっちゃう?」「えらいひとー!大丈夫ー?」

というわけで急遽予定になかった『紅蓮華』を披露!予定になかった曲なのにバンドメンバー流石すぎる。

こんな突発的に1曲追加とか初めて。これがLiVEの良さですね。まさに生きてます。

『紅蓮華』が鬼滅の刃でバズったころはコロナ禍真っ盛りで、LiVEで声出しなんてできなかったので、実はLiVEでみんなでこの曲で盛り上がる……という経験は今までなかったのでとても新鮮でした。

世間的には数年前に流行った曲(人によってはもう懐メロと表現してしまうのかなぁ)かもしれないけど、LiSAっ子的にはこれからLiVEでどんどん育っていく若い曲だなぁと思う。どんな育ち方するか楽しみ……いや、どう育てるか悩みますね笑

そんなこんなでお分かりの通り、神LiVEでした。あ~~~~楽しかった。

LiVEから2週間たってもこんなに鮮明に覚えててレビューを書けるんだから、我ながら相当楽しんだし余韻に浸っていたんだと思います。

ということで今から次のLiVEが今から楽しみです。今日もいい日だっ。

セットリスト

  1. best day, best way
  2. オレンジサイダー
  3. Alchemy
  4. FRAGILE VAMPIRE
  5. She
  6. 1/f
  7. 一番の宝物
  8. (新曲)
  9. 罪人
  10. oath sign
  11. say may nameの片思い
  12. Crow song
  13. 逆光オーケストラ
  14. Believe in myself

    ~アンコール~
  15. Day Game
  16. Rising Hope
  17. 紅蓮華

あとがき 〜愛と思いやり〜

LiVEのレビューを書くのは2014年のFCライブ振りですね。

そのときはLiSAが選ぶレビュー10戦に選ばれて、「リサラボっ。」になる前の旧FCサイトに掲載されたのは今でも自慢です。

そのときにLiSAもよく言っている「愛と思いやりを大切にここにいる皆で最高に楽しんでいきましょう」という言葉に関連する内容を書いたので、今回もそのお話を少ししておこうと思います。

序盤に触れた物販での出来事。前に並んでいた方がなかなかチケットが見当たらなくて、売り場に入れない様子。ちょうど雨が降っていたので、兎に角早くチケットをカバンから取り出して物販を済ませたいところだったと思います。

そんな中でも、すぐさま「後ろの方たち、お先にどうぞ」と譲ってくれたお兄さん。ありがとうございました。これぞ思いやりです。

そして開演前のライブ会場。会場後方だったこともあると思いますが、トイレから戻ってきたと思われるお姉さんの「すみませ~ん」の声にサッ!と通り道を開けるLiSAっ子たち。いや~思いやりですねぇ。満員電車もこうであって欲しいと思うくらいでした。

場所によっては不快な思いをした人ももちろん居るかも知れませんが、個人的にはほっこりすることが多いLiVEでした。

そうだ!すたっふー!えらい人ー!聞いてくれ〜!

こんな素晴らしいLiVE。もっとみんなに広めたい!ライブハウスは画面映えがあまりしないので円盤化するのは難しいかも知れませんが、やっぱり出来るならやって欲しいですね。

CDの特典でライブ音源のみリリースしたり、「リサラボっ。」会員限定の動画コンテンツ(追加料金ありでも!)という形でもいいのでお願いしたいところです!

えらいひとー!なんとかしてぇー!

というお願いを最後に残して終わりたいと思います。こんな長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。ばいちっ。

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