【LiSA武道館ライブ】LiVE is Smile Always ~i SCREAM~ 4/19 感想

LiSA

LiVE概要

日付:2024年4月19日(金) ※翌日4月20日(土)にも開催された2 day公演の初日
場所:日本武道館

ソロデビューから13年

今年もLiSAの武道館ライブに行ってまいりました。

わたくしフクッツはLiSAのソロデビューミニアルバム「Letters to U」のタワレコでのリリイベでその歌声を聞いてから「あ、やっと推せるアーティストが見つかった」とビビッと来て以来のLiSAっ子歴13年でございます。

そのソロデビューアルバムの発売日が2011年4月20日なので、まさにLiSAのソロデビュー13周年を記念した武道館ライブと言えますね。

ライブの流れ&感想あれこれ

いつものブログでは「時間がない人はここだけ読んで!」という一言を書いていることも多いですが、今回は上から順番に読むことを前提に色々書き綴っておりますので何卒よろしくお願いします。

開演前からワクワクさせてくる

武道館の2階席から眺めるステージのど真ん中になんかアイスクリーム屋さんがあるぞ!
しかもアリーナ最前列からステージまでなんか距離があるような。
どんな仕掛けが待っているんだろうと開演前から色々と妄想させてくれます。

そして開演したらしたでバンドメンバーに続いて中央に出てきたLiSA・・・・・・ではなく謎の女の子がいきなりLDPのイントロを歌い上げて会場大混乱!なんだこの新しいライブ!!

という感じで全く予想できない感じで幕を開けた今回のライブです。

ま!終わってみればこんなのはただのジャブだったんですけどね。

叫べ

謎の少女に代わって登場したLiSAはなんとステージ中央に構えられたアイスクリーム屋さんの屋上部分に登場!そして始まったライブ1曲目は『LOSER 〜希望と未来に無縁のカタルシス〜』でした。

そうか、最前列でも屋上部分が視界に入るように普段より最前列がちょっと後ろの方だったのかっ。

とか考えながら今日もLiSAのパフォーマンスはいい感じだなぁ・・・とのんきに構えていたら2曲目から『Rock-mode’18』をぶち込まれました。

公演名が”i SCREAM“なだけあって「お前ら今日は叫んでいけよ!!」という強い意志を感じましたね。

3曲目は『ANTI HERO』でまたまたロック。
そして4曲目に『confidence driver

おいおいさっきロクモやったばっかりだぞ!!どんだけ飛ばすねん!
と思わずツッコみたくなるくらいのセトリですが、『confidence driver』は大大大好きな曲なのですでにテンションが最高潮まで上がっていました。

そして5曲目は『リスキー』。
テンポこそ落ちましたが、懐かしい曲が続くので「この曲もやってくれるんだ!」という感動でテンションは落ちません!

そしてそして、もっと懐かしい曲をぶち込んでくるのが本日のライブ。
お次はデビューアルバムから『覚醒屋』。

一体どうなってるんだ!!今日は同窓会なのか!!と思いつつ、たらったらったらったった~なのでもうどうでもよくなったのである(???)

その後『L.Miranic』、『“PROPAGANDA”』と懐かしい&力強い曲が続きます。

ここまでどの曲も観客に「声を出させる」ことに注力した曲ばがりですね。
お陰でこの時点で結構喉が痛くなってました(笑)

静寂は突然やってくる

今日はずっと叫ばせられるのか!と思っていたら、9曲目に突然『愛錠』。いきなりのバラード。

この曲はその曲調や2020年リリースなのも相まってコロナ禍を思い出しますね。
直前の曲が2019年の『”PROPAGANDA”』なので、突然やってきた「声を出せなかったあの頃」をはっきりと思い出せました。

「NO SCREAM」の時代ですね。ライブ冒頭、これを思わせる映像演出があったのですが、それは映像化されてから(えらいひと~ 映像化するよね!?)確認してください!

曲としてはこれまでライブであまり歌われる機会がなかった(特に筆者は”ONLiNE LEO-NiNE”でしか聞けてない)ので、生で初めて聞けて嬉しかったですね。

ダ、ダ、ダ、ダンスメドレーだってぇ!?

暗転後、ダンサーたちが「NO SCREAM」の文字を塗りつぶし、ぶち壊す演出(語彙力なさすぎるので詳しくは今後の放送とかで見てくださいw)

その後、突然のダンスメドレー。
今度は『ノンノン』→『エレクトリリカル』→『WiLD CANDY』→『スパイシーワールド』とひたすら踊らされました(笑)

いままでLiSAのライブでのメドレーってあんま記憶にないんだけど、まさかダンスで繋げてくるとはっ。

『スパイシーワールド』で終わりかと思いきや、続けての『Rally Go Round』でLiSAの体力も我々た体力もどんどん奪っていきます!が、NO SCREAMを経てのこの流れなので、声を出しながら踊れる喜びを感じられる演出になってました。

I’m a Rock star

この曲だけは小見出しを付けて1曲だけでも語らざるを得ない。
15曲目『I’m a Rock star

I’ll be a Rock star!と

ロックスターになりたいという思いをつづったこの曲を

武道館というこの場所で

本人からしたら悔しさしかなかったであろう、
あの1回目の武道館を経験して

13年かけて本当のロックスターになったLiSAが

誰かの希望になりまくっているLiSAが

この武道館で歌っているんだから

泣かない方がおかしいんだよね。

怒涛のクライマックス

そんなロックスターが歌い上げる『LiTTLE DEViL PARADE』、『一斉ノ喝采』、『REALiZE』そして『Psychedelic Drive』。

喉が多少やられていても声を出したくなる。出さざるを得ない。
そしてサイケではエア扇子を振らざるを得ないですね←

その勢いのまま新曲『Shouted Serenade』という勢いしかない曲を初披露!
これはライブ映えするいい曲だ!次のツアーでさらに化けそうな予感!

今日披露された他の曲のように、この曲もLiSAとわんたんにゅーメンズ、そしてLiSAっ子がいい感じに育てられるといいですね。というか育てるぞ!

そ、そして21曲目にして『ADAMAS』です。一番声出さなあかんやつです。
それが良いんですけどね。喉がご臨終になりました^^

そんなこんなでラスト1曲の定番曲のひとつ『Hi FiVE!』が突如始まり「あ、もうしかしてもうお終い?」と急に現実に引き戻されました。

アイスクリームのタイトルで『halo-halo』やってないし、武道館でライホもやってないよ!!

期待を裏切らずに期待を裏切るアンコール

アンコール開けの1曲目はなんとLiSAのピアノ弾き語りでお送りする『HELLO WORLD』。

ライブでのギターの弾き語りはたまにやってて、それもその度にすごいなぁと思いながら観てたのに、ピアノもやるんだ!どこまで進化するんだぁ!!

・・・・・・という高ぶる気持ちもありつつ、途中からバンドメンバーが入ってくる演出とかにウルウルしたりと、歌詞をかみしめながら冷静に歌を聴く自分も居ました。

この曲が終わった後に恒例の写真撮影。あぁ、もう本当にラストか。
ライホなかったけどそれでも十分すぎるくらいお腹いっぱいだよ。。。

と、思いながらLiSAたちの退場を見送・・・・・・っていましたが、LiSAが戻ってきて『halo-halo』を披露してくれました。そりゃぁ”i SCREAM”だものね!

一度フェイントもあったし、もうこれで本当にお終いか……と思ったそのとき、いきなり武道館全体が明るくなって『Rising Hope』のイントロがあああああああああ!もうやらないと思ってたよおおおおおおお!(むしろライホ1曲目に来ると思ってたくらいなのに全然来なかったから途中からマジで来ないと思ってました)

この曲は1度目の武道館が終わってからすぐにその時の思いを乗せて書いた曲というだけあって、やっぱり今までの武道館ライブを思い出しますね。

その背景を踏まえて武道館で聴く「キミが信じてる僕を裏切るわけにいかない」の部分はグッとくるし、みんなで歌う「僕は要らない まだ見たい未来があるから」も、今がその未来なのかな。。。と思う部分もあり。

武道館全体が明るくなったのも、そういった部分を考慮した演出だったのかもしれません。

というわけでこれで本当にラストの曲でした。

終わってから感じたことなど

メドレーがあったとはいえ、1公演で25曲は濃密でしたね。

普段はLiSA自ら行うバンドメンバーの紹介も、LiSAが着替え中にスクリーンで流されていた演出に組み込んでいたし、普段よりもMCも短め・・・というか珍しくほとんどぶっ通しで歌っていたので、今回の曲たちを全部詰め込みたい!という意思を感じました。

この25曲。それぞれがリリースされた頃

「あぁ、タイアップされてたこのアニメ見てたなぁ」
「このダンス初めて踊ったときのLiSAの振付講座たしかこんなこと言ってたぞ!」
「この曲は夜一人で実験室でこもっているときに眠気防止に熱唱してたな(笑)」

などなど、色々思い出すことが。

いやそれにしても色々な思い出が連想しすぎるわ!
全部の年の曲入ってるんじゃね!?
と思い調べてみました。

というわけでいったんセトリをどうぞ。

セットリスト

  1. LOSER 〜希望と未来に無縁のカタルシス〜 ――― 2017.5.24
  2. ROCK-mode’18 ――― 2018.5.9 (original: 2012.2.22)
  3. ANTIHERO ――― 2015.3.4
  4. confidence driver ――― 2011.11.23
  5. リスキー ――― 2015.9.30
  6. 覚醒屋 ――― 2011.4.20
  7. L.Miranic ――― 2014.9.17
  8. “PROPAGANDA” ――― 2019.7.3
  9. 愛錠 ――― 2020.10.14
  10. ノンノン(ダンスメドレー1) ――― 2021.5.19
  11. エレクトリリカル(ダンスメドレー2) ――― 2015.3.4
  12. WiLD CANDY(ダンスメドレー3) ――― 2012.2.22
  13. スパイシーワールド(ダンスメドレー4) ――― 2018.12.12
  14. Rally Go Round ――― 2015.5.27
  15. I’m a Rock star ――― 2013.4.3
  16. LiTTLE DEViL PARADE ――― 2017.5.24
  17. 一斉ノ喝采 ――― 2022.11.16
  18. REALiZE ――― 2023.6.14
  19. Psychedelic Drive ――― 2016.4.20
  20. Shouted Serenade ――― 2024.5.22
  21. ADAMAS ――― 2018.12.12
  22. Hi FiVE! ――― 2016.4.20

    ~アンコール~
  23. HELLO WORLD ――― 2024.2.21
  24. halo-halo ――― 2016.4.20
  25. Rising Hope ――― 2014.5.7

※タイトル後の日付は初収録CDのリリース日(先行配信は考慮せず)

セトリ考察&まとめ

というわけで今回のセトリで歌われた曲のリリース年と曲数をまとめてみました。

リリース年曲数
20112
20121
20131
20142
20153
20163
20171
20182
20191
20201
20211
20221
20231
20242

やはりどの年の曲もまんべんなく歌われていた!!
Twitter (現X) で調べたら他にも気付いている人が居てちょっと悔しいけど、逆に気付ける人は気付けるように種を蒔くLiSAは流石としか言いようがない。

特に2016年は3曲と最多タイだけど、すべての曲が「LUCKY Hi FiVE!」が出展。
この曲はデビュー5周年記念で、リリース日も4月20日とこの武道館公演とも被っているのでそれも意識してるのかな?とか思ったり。

あと、途中で書いたように、「愛錠」はライブで声の出せない・・・そもそもライブが出来ない世界を表現してたのかな、と改めて思う。

というのも、前半にハイテンションな曲を散りばめているからというだけでなく、コロナ禍以降の曲は全部「愛錠」の後でしか歌ってないんですよね。

そこも含めて“NO SCREAM” から “i SCREAM”を表現したかったんじゃないかな~と思っています。

LiSAはライブでもなんでも細部まですごく練り練りするので、今回見つけられたこだわりポイントもごくごく一部なんだろうなぁ。

でもLiSAは「ここはこういう意図でこうやった」という「答え合わせ」をいつもしてくれるからそれを楽しみに待ちますか!
そのときには、このブログで書いた考察はLiSAの意図通りなのかもわかると嬉しいですね。

ライブ開始前まではブログを書くつもりはなかった(だってこの記事も7時間かけて書いてるくらい大変だし)のに、書いて皆に伝えたい、そして未来の自分に思い出させたいと思わせる最高のライブでした。

次のツアーも期待しかしてないぞ!
というわけでこんな大ボリュームのライブレポをここまで読んでくださり、本当にありがとうございましたっ!

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